【イヌの健康増進】魚肉ペプチド給餌がイヌの食いつきや毛並み、ストレスレベルに及ぼす影響
魚肉タンパク質は大豆タンパク質や乳タンパク質よりペプシンに消化されやすく、その酵素分解産物である魚肉ペプチドは、様々な健康機能性を示すことから健康増進用の素材として注目されている。特に、魚肉ペプチドは抗酸化活性の高いジペプチドが含有されておりヒトに対して疲労感を軽減する効果が認められている。 ペットの生活の質(QOL)向上を目的とした機能性ペットフードの市場は拡大傾向にあり、新規原料素材の開発が期待されている。機能性ペットフードとは基本的な栄養素に加えて、健康上の利点(消化、嗜好、被毛の改善等)を提供するように設計されたペット食品であり、魚肉ペプチドがこれらの素材として活用できる可能性がある。 しかし、ペットへの効果に主軸を置いた研究は十分に進んでおらず、魚肉ペプチドが犬の健康機能にもたらす効果に関しては明らかにされていない。そこで本研究では、魚肉ペプチドが犬の嗜好性や体調に及ぼす影響を明らかにするために、魚肉ペプチドを犬に給餌し、食いつき、毛並み、ストレスレベルへの影響を検討した。







